めっちゃ高い自転車で京都市内をうろうろしたいなあ

2005年07月20日

プルートウ

鉄腕アトムは手塚治虫先生の大傑作であります。
そのエピソード「地上最大のロボット」を「MONSTER」で強烈なサスペンスを見事に描ききった浦沢直樹先生による大胆なアレンジが魅力のこの漫画。
まさに巨匠の名に相応しい演出で物語りは進んでいきます。
スイスの有名なロボット「モンブラン」がバラバラの状態で山中から発見されました。
捜査にあたるのは数々の何事件を解決した最高性能を誇る人間そっくりのロボット特別捜査官「ゲジヒト」
やがて同一犯と思われる殺人事件が起き、捜査陣は浮き足立ちます。
ロボットは人間を傷つけることはできないはずからです。
8年前…人間を殺したロボットブラウ1589に話を聞くゲジヒト。
人間は恐怖し、彼を厳重に閉じ込め、槍が貫かれているさまはまるでキリストに突き立てられたロンギヌスの槍のようでそれだけで人間の恐怖がいかものであるかを表現しています。
まるで「羊たちの沈黙」のレクター博士のようにゲジヒトに事件について答えます。
あと6人…犯人は世界最高水準の性能を持つロボットを狙っている…。
世界観の説明が全くないのにもかかわらず、圧倒的な描写で空想の世界に読者を引きずりこみ、離しません。
一巻ではあのモグリの医師もチラリと登場するノース2号のお話が印象に残りました。
頑固な盲目の音楽家と全身兵器のロボットが織り成す心の交流。

MONSTERは良心を剥ぎ取られた人間のお話でした。この作品のテーマもそれに近いものなのでありましょうか。
続きが楽しみでなりません。
 Pluto(1)
posted by hirotako at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 素敵な漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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