めっちゃ高い自転車で京都市内をうろうろしたいなあ

2006年07月15日

BLOODY ROMANCE

獣の数字が刻印された右目には、雨に打たれながら呆然と立ち尽くす悪鬼のごとき人間共と血、膓を巻き散らし怨念漂う骸が写る。

不気味な旋律を歌い続ける連隊長の生首を掲げ、玩具を自慢する子供の様にリリスは微笑んだ。

攻城戦は完全に失敗したのだとSS達は痛感したが、重火器は反撃の狼煙を上げる事はなく、その銃口は濡れた地面を指し示すことしか出来なかった。

数刻前、カーマインと呼ばれていた列福の不死者の怒りに部隊は殺意を持ってあらがった。
しかし、リリスの無垢な笑みに彼等は悟ったのだ。

そのような抵抗などリリスの楽しみに華を添えるだけであると。

SS達は様々な種類の人間達をいたぶり殺してきたが、それでも相手が人間であるとの認識はあった。
だからこそ精神的な苦痛を与えて楽しんでいたのだ。

だが、リリスにとって人間などは虫けらと変わりなき存在にしか過ぎなかった。
虫達の羽を毟り、脚をもいで遊び、その苦痛を理解できぬ童のごとき無邪気な笑みが絶望を運ぶ。

「まさに地獄ね」

新しい遊びに古い玩具は必要ない。
投げ捨てられた生首は石畳に打ちつけられ、頭蓋の砕ける音が歌の終と黙示の始を告げようとしていた。
この記事へのコメント
カーマインさま帰って来てー!!!
Posted by 夜霧 at 2006年07月16日 16:26
いらっしゃいませ(^_^)b
夜霧少佐殿
うまく帰ってこれるかなあ?
これからも宜しく見守ってくださいね。
Posted by hirotako at 2006年07月19日 19:31
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